栗飯(くりめし)

栗飯

◆料理の特長

旧暦の9月9日「菊の節句」を迎えると、必ず酒の杯に菊の一枝を乗せて神棚に捧げていましたが、一緒に供えていたのが「栗飯」です。

例えば、ある集落では村の栗山に集まって、町会長の指示によって半日かけて拾い、その後で参加していた家族ごとに分配されていたそうです。そんな栗をたっぷりと入れた栗飯は、「ごま飯を美味しく食べる」ということで、栗を入れたごま飯として作る家もありました。