がっぱらもち

がっぱらもち

◆料理の特長

昔、津軽地方では衣服を縫い直したり布団袋を洗った後、砧打ち(きぬたうち、今でいうアイロンがけ)をするのが、母親の大切な仕事。この作業に使われていたのが米糊でした。

米糊は水に浸した米をすりつぶして作りますが、すりつぶせずに米のかすが残ることがあり、これを糊かすと呼んでいました。

これをムダにしないために生まれたおやつが糊かすもち。糊かすを生地にして黒砂糖を混ぜて焼くのですが、焼き鍋に生地を「がぱっ」と入れることが転じて、この料理はがっぱらもちと呼ばれるようになったのです。

甘味
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